99%の人が知らないコミュ障とコミュニケーション障害の違い【大人の発達障害】

今回のテーマ

発達障害のある方によく見られる コミュニケーションの課題 と、俗に言われる「コミュ障」と医学的な コミュニケーション障害 の違いについて解説します。


この動画を見てほしい人

  • 発達障害があり、対人関係や会話が苦手だと感じる人
  • 「コミュ障」と「コミュニケーション障害」の違いを正しく理解したい人

「コミュ障」と医学的なコミュニケーション障害の違い

コミュニケーション障害」の違い
  • コミュ障 … 一般的には「人付き合いが苦手な人」を指す俗称
  • コミュニケーション障害(医学的診断名) … 学業や仕事に支障が出るほどの言語や対人コミュニケーションの障害。以下の種類があります:
    1. 言語障害 … 語彙力や文法習得が困難
    2. 語音障害 … 言葉を正しく発音できない
    3. 吃音 … 言葉がつまる、同じ音を繰り返す
    4. 社会的コミュニケーション障害 … 表情やユーモア、慣用句などが理解できない(ASDと似た特徴)
    5. 特定不能 … 上記に当てはまらないが明確なコミュニケーション上の困難がある場合

発達障害に見られるコミュニケーションの特徴(6つ)

  1. 感情コントロールが苦手
    → 怒りやすい、衝動的になりやすい
    → アンガーマネジメントや一呼吸置く工夫が有効
  2. 会話がかみ合わない
    → 一方的に話す、相手の話を聞かない
    → 周囲は話を軌道修正してあげることが大切
  3. 相手の感情や場の空気を読むのが苦手
    → 事実をそのまま言ってしまい、相手を傷つけることも
    → 悪意がないことを理解しつつ、伝えてはいけないことを丁寧に教える
  4. 曖昧な表現が苦手
    → 「適当にやって」「できるだけ早く」などが理解できない
    → 数字や期限など具体的に伝えることが有効
  5. 人との距離感が分からない
    → プライベートに踏み込みすぎる質問をしてしまう
    → SST(ソーシャルスキルトレーニング)で練習が有効
  6. 意思伝達の手段の不一致(LDの特徴)
    → 読み書きが困難で、文字情報でのやりとりが難しい
    → 図・写真・音声・動画を使うと理解しやすい
発達障害に見られるコミュニケーションの特徴

まとめ

発達障害のある方は、自覚がなくてもコミュニケーションに課題を抱えていることが多いです。
支援者や周囲の人が「悪気ではない」ことを理解し、適切に伝えたり環境を整えたりすることで、より円滑な関係が築けます。