自己愛性パーソナリティ障害とは?特徴・チェックリスト・接し方を解説
自己愛性パーソナリティ障害とは?
自己愛性パーソナリティ障害は、
- 自分に対して誇大なイメージを抱く
- 他者からの評価に非常に敏感
- 他人への共感が乏しい
といった特徴をもつパーソナリティ障害の一つです。
発達障害の二次障害として現れることもあります。
主な特徴(3つ)

- 誇大な言動
成果や能力を実際以上に誇張したり、有名人や地位の高い人とのつながりを自慢する傾向があります。 - 評価への過敏さ
批判や恥をかくことに強く反応し、激しい怒りや落ち込みに繋がることがあります。 - 共感性の乏しさ
他者の気持ちを考えず、自分の目的のために人を利用してしまうこともあります。
簡易チェックリスト(DSM-5診断基準より)
以下の9項目のうち 5つ以上当てはまる場合、NPDの可能性があります。
- 誇大的な自己重要感
- 無限の成功・権力・理想的な愛などの空想にとらわれる
- 特別な人だけが自分を理解できると思う
- 過剰に賞賛を求める
- 特権意識がある
- 他人を利用する
- 共感の欠如
- 嫉妬する/他人が自分を嫉妬していると信じる
- 傲慢な態度や行動
有名人の例

現代で公表している芸能人はいませんが、歴史的には小説家の 三島由紀夫 や 太宰治 が「自己愛性パーソナリティ障害の傾向があったのでは」と言われています。
(ただし正式な診断を受けたわけではなく、あくまで推測です)
職場での接し方
自己愛性パーソナリティ障害の方と働く場合には以下の工夫が有効です。
- 適した業務配慮
対人関係の少ない仕事を担当してもらう、理解のある人をサポート役につける。 - 適度な距離を保つ
会話は仕事に限定するなど枠組みを作る。 - 冷静に対応する
感情的に反応せず、話は受け流す姿勢を持つ。
最も大切なのは「自分のメンタルヘルスを守ること」です。無理に付き合おうとせず、距離を取ることも必要です。
パワハラとの関係

自己愛性パーソナリティ障害の特徴を持つ上司は、パワハラ行動をとりやすい傾向があります。ただし、パワハラはこの障害に限らず誰にでも起こり得るため、イコールではありません。
まとめ
- 自己愛性パーソナリティ障害は「誇大な自己像」「評価への過敏さ」「共感の乏しさ」が特徴。
- DSM-5のチェック項目で5つ以上当てはまれば要注意。
- 職場では距離を取り、冷静に対応することが大切。
- 自分のメンタルを最優先に考えることが必要。