【あなたは利用してますか?】誰でも使える福祉サービスまとめ8選【障害者総合支援法】

誰でも使える福祉サービスまとめ8選

障がいのある方が自立した生活を送るためには、日常生活や社会活動においてさまざまな支援が必要となります。こうした支援を包括的に提供する仕組みが「障害福祉サービス」です。これは、障がい者総合支援法に基づき、国や自治体が主体となって提供している公的サービスであり、対象者は必要な申請や手続きを経ることで利用することができます。

障害福祉サービスには多岐にわたる支援が含まれており、生活の安定から就労まで、本人の状態や希望に応じて柔軟に組み合わせて利用することが可能です。ここでは代表的な8つのサービスについて紹介していきます。


1. 自立生活援助

1. 自立生活援助

自立生活援助は、障がいがあるために一人暮らしに不安を抱える方を対象にした支援です。特に、認知機能や生活スキルに課題がある人に対して、自宅を定期的に訪問し、日常生活が適切に営まれているかを確認します。

食事の状況や家事の実施状況、金銭管理、服薬や健康状態のチェックなど、生活全般にわたる見守りと助言が中心です。必要に応じて他の福祉サービスと連携し、本人の安定した生活をサポートします。


2. 共同生活援助(グループホーム)

共同生活援助、いわゆる「グループホーム」は、障がいのある方が地域の中で共同生活を送りながら、日常生活の支援を受けることができる施設です。グループホームには世話人や生活支援員が常駐し、利用者の日々の生活をサポートします。

提供される支援には、食事の準備・提供、入浴や排泄の介助、服薬管理、健康相談などが含まれます。家庭的な雰囲気の中で暮らすことで、精神的な安定と社会性の向上も期待されます。


3. 機能訓練

3. 機能訓練

機能訓練は、身体機能に課題のある方、または難病を抱えている方を対象としたサービスです。具体的には、医療機関から退院した方や、特別支援学校を卒業して地域での生活を始める方などが想定されています。

理学療法や作業療法、その他のリハビリテーションを通じて、生活に必要な身体的能力を維持・回復させることを目的としています。自立した日常生活を目指す上で、非常に重要な支援のひとつです。


4. 生活訓練

生活訓練は、障がいのある方が自立した生活を送れるようになるために、日常生活に必要なスキルを習得する場です。対象者は、入浴、排泄、食事、掃除、買い物など、基本的な生活動作を自分でおこなえるように支援を受けます。

また、社会との関わり方を学ぶためのグループ活動や、金銭管理、公共交通機関の利用方法など、地域生活に必要なスキルの習得も支援内容に含まれます。


5. 就労移行支援

5. 就労移行支援

就労移行支援は、18歳から65歳までの一般就労が可能な障がいのある方を対象としたサービスです。主な目的は、一般企業への就職を実現することにあります。

この支援では、実際の職場体験や模擬作業、生産活動などを通じて、仕事に必要な知識やスキルを身につけていきます。また、履歴書の書き方や面接対策といった就職活動のサポートも充実しています。就職後の定着支援もあわせて提供されるため、安心して職場生活をスタートさせることができます。


6. 就労継続支援A型

6. 就労継続支援A型

就労継続支援A型は、障がいのある方のうち、一般就労が困難であっても雇用契約に基づいた働き方が可能な人を対象としています。事業所と利用者との間で雇用契約を結び、最低賃金が保証される点が特徴です。

事業所内での軽作業や製品の製造、サービス提供などを通じて、安定した労働の場を確保すると同時に、さらなるスキルアップや一般就労へのステップアップを目指すことも可能です。


7. 就労継続支援B型

就労継続支援B型は、一般就労が困難であり、かつ雇用契約を結んでの労働が難しい方を対象としたサービスです。心身の状態、年齢、就労経験などを考慮して、継続的に支援が必要と判断された方が対象となります。

A型との大きな違いは、雇用契約が結ばれないことです。利用者は事業所内での生産活動に従事し、工賃という形で収入を得ます。作業内容は利用者の能力に応じて調整され、自分のペースで無理なく働くことができます。


8. 就労定着支援

就労定着支援は、就労移行支援や就労継続支援などを経て、一般就労に移行した人が、職場に定着することを目的としたサービスです。対象となるのは、就職してから6か月以上経過した人です。

仕事における悩みやストレス、生活面の困りごとに対し、定期的な相談支援を通じて、企業や医療機関、福祉機関と連携を図りながら適切な対応を行います。長く安定して働き続けるための重要なサポートです。


まとめ

まとめ

障害福祉サービスは、障がいのある方が自立した生活を送るための大切な支援制度です。日常生活の補助から、職業訓練、就労支援、定着支援に至るまで、多様なニーズに応じたサービスが用意されています。

これらの支援をうまく活用することで、障がいがあるからといって生きづらさを抱え続けるのではなく、自分らしい生活を築いていくことが可能になります。もし支援の利用を検討している場合は、まずは自治体の福祉課や相談支援事業所に相談してみることをおすすめします。